「八重歯」や「歯並びのデコボコ」は、歯科での正式名称として「叢生(そうせい」と呼ばれます(叢生のほかに乱杭歯(らんぐいば)と呼ぶこともあります)。矯正歯科を訪れる患者様のお悩みで最も多い症状となります。
歯の大きさや本数に対してアゴの骨の大きさの調和が取れていないことが原因となります。
症状としては食事の際に食べカスが挟まりやすい、歯磨きをしても磨き残してまう、頬を咬みやすい。また笑った時、歯並びが悪いことが気になって、笑うことが出来ない、笑う際には口を手で覆わなければならないなど、感情表現に制限が出てきてしまう方もいらっしゃいます。
また「叢生」は将来的に虫歯や歯周病になりやすいという研究データも出ていて ます。特に歯周病との関連性は非常に高く将来歯を失う可能性が高くなります。